Mastodonの投稿をTwitterへ転送する

Mastodonの投稿をTwitterへ転送する

MastodonからTwitterへの転送は色々やり方はありますが、
今回はn8nを使う手段を取りました。

前提条件

  • モロヘイヤ導入済み
  • 転送する投稿はすべて特定のハッシュタグがある公開投稿
  • n8nインストール済み
  • Twitter APIキーを取得済み

実装

今回は、10分おきにモロヘイヤのタグフィードを確認して、新着があればTwitterに投稿するという流れにしました。 n8n1

使うノードはこんな感じです。

RSSを取得、必要な個数分だけ抽出、新着のチェック、Twitterへの投稿。

Cron

10分おきにしました

RSS Feed Read

モロヘイヤで生成されるタグフィードを指定するだけです。

SplitInBatches

フィードの個数を指定できます。

私は、5個を指定しました。
なので、最大5個まで新着を投稿できます。
10分間で6回投稿していた場合は、1個スルーされることになりますが、そんなに頻繁に投稿しないし、
そもそもTwitterに凍結されそうですねw

Function

5個のフィードが新着であるか確認し、新着のみを次のノードに渡します。

const staticData = getWorkflowStaticData('global');
var pushitem= []

if (staticData.lastIsoData === undefined) {
  lastUnixDate = Date.parse('01 Jan 1970 00:00:00 GMT')
} else {
  lastUnixDate = Date.parse(staticData.lastIsoData)
}

items.reverse().forEach((val, index) => {
  currentIsoDate = val.json.isoDate
  val.json.title = val.json.title.replace("[@[email protected]]","")
  val.json.title = val.json.title.replace("#ニノクロ","")
  
  currentUnixDate = Date.parse(currentIsoDate)
  if (lastUnixDate < currentUnixDate) { 
   staticData.lastIsoData = currentIsoDate
    pushitem.push(val)
  }
});

return pushitem

投稿者とタグは消すことにしました。
お一人様なので投稿者を判別する必要はなしです。

Twitter

事前にAPIキーを取得して登録しておきます。 createを選択して完了です。

動かす

WorkflowStaticDataはテスト実行では取得できないので、実際に動くかは本当に動かさないとわかりません。

とりあえず、右上からActiveにトグルを変更して、Workflow Executionsを確認します。

無事動いてることを確認したら完了、失敗していてもどこでエラーが出ているか判断できます。

おわり

このやり方だったらIFTTTとかもあるんですが、なんとなく今回はn8nに挑戦してみました。
新着のチェックを自分でコード書かないといけない面倒くささはあるものの、自由度は高いし、このコード自体は汎用的なのでなんにでも使えそうです。
何よりJavaScript出かけるのが楽でした。

とりあえず私のなかだとこれ以外に使う用途がないのでなんかn8nを無駄にしている気がしますが、
これは安定して動いていますし、少し前に話題になっていたものを試せたので満足してます。

てなわけで、この辺で。